読書嫌いの私が、本を読むようになった理由 「読んだら忘れない読書術」
私は読書が嫌いです
本を読むことに集中できないのです。
読んだところで3日後には本の内容を忘れてしまうし、読むことに疲れてしまい次の本を選ぶ気にならないのです。
そんな私ですが、
11月に本を3冊読みました…!
月に3冊ですよ!?
私の人生の歴史的快挙と言っても過言ではないでしょう。
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2015/04/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本がきっかけでした。これを読んだ私は、なぜ読書をするようになったのか。まずは、自分に合う読書スタイルを見つけることからスタートしました。
2016/01/04
記事最下部、追記あり
きっかけ
マンガを買うために、私はいつもの書店に行きました。
そして、出会いました。
普段、本を読まない私ですが、
読まないことに危機感を感じていました。もしかして、本を読まないからコミュ障なんじゃ…と。
さらに、「本は読めない」と自分で自分にレッテルを張っているから、成長しないのだと感じたのです。
私は「読んだら忘れない読書術」を手に取り、読み始めました。
そして、私は気づきました。
自分に合う読書スタイルを見つけることが、重要だということに。
本を読む時間、いつがいい??
私が一番集中できる時間帯、それは朝です。朝6時に起きて、ゆっくり朝食を食べた後に本を読みます。
すると、本の内容が頭にスッと入ってきます。
- トイレの中で
- 通勤の電車の中で
- 会社に着いてから
カバンの中に一冊忍ばせておいて、あ、読めそうだなと思った時に本を開きます。
逆に、夕方、家に帰ってきてからの私は、完璧にお疲れモードに入ってしまい集中できないのです。よって、夕方は読書効率が下がります。読んだ内容も頭になかなか入ってきません。
少しマシになるのは、疲れすぎていない日の寝る前ですね。
よって、私の読書時間は、
- 朝
- 寝る前
となりました。
スキマ時間を活用する
読書効率の良い2つの時間帯の他に、例外として、スキマ時間というものがあります。
15分で本を読むと、「初頭努力」で5分、「終末努力」で5分、合計10分の「記憶力の高い状態での読書」が可能になります。これを4回繰り返すと、60分中40分までもが「記憶力の高い状態での読書時間」になるのです。
記憶力の高い読書をするために、15分という時間が一番適しているということらしいのです。
1時間まとめて読むよりは、15分ずつに区切って読む方が、記憶にも残るし集中できるそうです。
これを自分の読書スタイルに組み込むと、さらに効率よく本を読むことができます。
集中するには場所が大事
自分の部屋に帰ると、気が抜けてだらけてしまう私。なので、本は自分の部屋以外で読みます。 例えば、
- カフェ
- 電車
- リビング
などで読むと、気分が引き締まり集中力が増すように感じます。(気のせいかもしれない)
自分の部屋だと、何かとスマホいじったりマンガ読んだりしてしまって、まったく本に手をつけません。
まずは、自分がどこでリラックスして、どこで気が張る(緊張)するのか。いろんな場所で本を読んでみて、集中できる環境を見つけましょう。
本の内容、作品にのめり込めるか
私が、11月に読んだ本3冊のうち2冊は小説です。
現在、ドラマをやっている、「掟上今日子の備忘録」に代表される、
「忘却探偵シリーズ」です。
「物語シリーズ」のアニメが好きだった私。昨年の秋、書店で西尾維新先生の新作を見つけ、購入しました。
一通り読んでは見たのですが、いまいちわからず。
いつも犯人にされてしまう厄介が、忘却探偵の今日子さんに事件解決を依頼する、という話だったのですが、詳細は覚えていません。もう一度読み直そうかというレベルです。
ですが、私は続編を買いました。
「掟上今日子の推薦文」
1日で読みました。
ここまでのめり込んだのはマンガ以外ではじめてです。
単純にミステリー・探偵モノが好きなのかもしれません。自分がどういう作品が好みなのか知ることも大切です。
また読破するにあたり、 「読んだら忘れない読書術」で学んだことを意識しました。
- スキマ時間15分を活用する
- 深読する
スキマ時間の活用は前項で述べた通りです。
では、深読するとは?
本を読んだと言える、深読
人によっては、
パラパラとめくって流し読みしただけでも読んだとも言えるし、
音読することも読んだとも言える。
ですが、ここで重要なのは、本当に読んだ本の内容を理解しているかどうかという話です。
「本を読んだ」= 内容を理解、整理し10~20分、内容について議論できるレベル
と定義すると、どうでしょうか。
このレベルに達するには、本を読むことに慣れた人でないとなかなか達成は難しいと思います。
自分が気になった、ここが引っ掛かる!という箇所に伏せんしたり、マーカーを引いてみたり、
恐怖や幸福といった感情を付加することで、人は本の内容を忘れにくくなります。
速くたくさん本を読む、速読が重視されている世の中で、本当の深読ができている人は、果たしてどのくらいいるのでしょうか?
どこで買う? 便利なネット、読める書店
マンガを買うとき、私はほとんどジャケ買いです。表紙を見て買うか決めます。
「ご注文はうさぎですか?」
「いなり、こんこん、恋いろは。」
「恋愛ラボ」
パッと見、イラストが自分好みであることが前提になります。しかしこれは、自分の読書の幅を狭めていることだと気がつきました。
ネットで書評を見る
ネットで便利なところは、書評や感想、レビューがチェックできるところだと思います。
この本買おうか、迷うけど、ガッツリ試し読みできないしどうしよう…と考えてしまいます。
そこでAmazonでレビューを見ます。詳しく、あらすじに沿ってレビューを書かれている方のものを参考にしています。
レビューで買う選択をする、これは文章うまい人が書いたレビューに乗せられて…というのもあるとは思いますが、まぁそこは…。。。
書店で手に取り、試し読み。
近所の本屋は、スタバが併設してある今ドキなブックカフェスタイルのお店です。6時間は入り浸れます(迷惑)
事前にその本がどのようなものか知ることは、ネットと変わりません。しかしここで大きく違うのは、中身を読めるかどうかということです。
私は、3分の1~半分読むと買うようにしています。
私がそこまで読める本は、自分が面白い、続きが読みたいと心の中で思っているからです。
じっくり自分好みの本を選べるブックカフェは、私にとって、とても居心地の良いお店です。
「はじめに」をはじめに読む
何当たり前のこと言ってるんだ、こんにゃく。と思いますよね。
私、家電でも説明書読まないタイプなんです。しかしそれを本でやってしまうと、
筆者がすすめる、その本の読み方、楽しみ方を読み逃してしまうのです。
ああ、これは実にもったいない。
また、本に対する筆者の思い、伝えたいこと。
「はじめに」には、簡潔にまとめられています。
むしろ、「はじめに」だけでその本を閉じても問題ないくらいです。
そこから先、最後まで読む人は、「はじめに」を掘り下げた、さらに詳しい内容が知りたいと思うからではないでしょうか。
まとめ
- 本を読む時間
- 集中できる場所
- 好みの作品・本の内容
- 本について知ってから買う
この4つを考えると、
本は読めます。
自分にレッテルを張って、世界を狭めるより、
本を読むことで知識を深め、たくさんのことにチャレンジできるようになれるかもしれません。
まずは、自分に合った読書スタイルを
見つけてみませんか??
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<2016/01/04追記>
2015年12月は、2冊読破しました。
- 掟上今日子の遺言書 / 西尾維新
- 掟上今日子の退職願 / 西尾維新
2016年1月4日現在、読んでいる本
- 県庁おもてなし課 / 有川浩
積んでる本
- 植物図鑑 / 有川浩
- フリーター、家を買う。 / 有川浩
- はじめてのお宿オープンBOOK / 技術評論社
- 1万円起業 / クリス・ギレボー , 本田直之
年末年始、18きっぷでの旅のお供にと小説を多めに購入しました。読破できたのは、掟上~の「忘却探偵シリーズ」のみですが(-_-;)
あと少しで、有川浩の「県庁おもてなし課」を読み終わります。
おもてなし課が進める高知県レジャーランド化の行方や掛水と多紀ちゃんの関係、清遠さん一家の問題など、ページを重ねるごとに引き込まれていきます。
早く読みたい。今から読みます。明日から仕事ですけど…
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