【喝!】"たるんだ"後輩を、"使える"後輩に変える指導方法。
こんにちは、こんにゃくです
仕事でも部活でも、後輩に対する指導に困った経験は何度もありました。
ありました、というか、まさに今です。
私のところに後輩がきて何ヵ月も過ぎました。今は、やはり中だるみの時期といいますか、緊張感が抜けてやることなすことが雑になっています。
それに喝!を入れたり、指導したりと日々奮闘しています。
後輩たちが何か粗相やら失敗やらをした後、
私が
「どうしてこうなった…(#^ω^)」
と、原因を聞くと、
「失敗したことを報告して怒られたくなかった」
「どうしていいかわからなかった」
「後でいいかなと思った」
などと、なめたことを抜かしやがりました。
どうしてくれようか、この始末。と考えた私。
彼らを変えるにはどうしたらいいのでしょう。
彼らに何を身に付けさせれば良いのでしょう。
自分の力だけで解決しようとさせない
失敗することは誰でもあります。しかし、その頻度や回数を極力減らすということは、自分次第でどうにでもなります。
限られた時間、材料、与えられた状況の中で創意工夫し、完成へと持っていくのはとても良いと思います。しかし、限界があります。
1人で抱え込まず、
ヒト、モノ、カネ、知識・情報を使うことを覚えさせましょう。
作業量が多すぎる時は人を集めて増やすとか、わからないことがあれば知っている人に聞くとか、手間がかかることもモノを使って効率よくするとか、
そういう使い方を教えれば、失敗の回数も減るでしょうし、もし失敗しても次はこうしてみようという前向きな思考に変わると思います。
全体・完成形をイメージさせる
仕事ができる人は、頭の中にイメージがあります。そして、優先的にやらなければいけないポイントを絞りだし、すぐにやる、または実行する期限を決めて、時間のムダを省いています。
また、目標達成までの見通しを立てて
、進捗状況を紙やらパソコンやらで表すことで作業時間、量の調整をします。
上記のことをすべてやれ!と言ってもすぐには身に付かないと思います。
だから、作業を実行する前、現状と完成形(結果)と要点(ポイント)を先に教えます。それから作業に取りかかるようにしてください。
私たち先輩が、あれやれー、これやれーと一から十まで指示するばかりでは、この作業はどうして必要なのかと考える力が育ちません。
また、作業途中や休憩の時に、今の作業はこういう理由でやっているんだ、と説明すると
現状と完成形と要点を結びつけ、作業の全体をイメージしやすくなります。
これを繰り返して、最終的には自分で全体・完成形をイメージできるようにさせます。
すると、自分がやらなければいけないことが見えて、「どうしていいかわからない」ことが減ると思います。
報告・連絡・相談は、すぐにやる・させる
後でいいかな、なんて思わせないように先輩側からどんどん話しかけます。
ウザイと思われるかもしれませんが、わからないことをそのままにさせたり、失敗を隠されて後々大事になるよりはマシです。
自分が失敗したことを同僚間で情報共有させれば、他の人も失敗の頻度が減るのではないでしょうか。
先輩・後輩間、同僚間でのコミュニケーションを密にして、スムーズに作業ができる環境、報告・連絡・相談ができる環境を作ることも先輩の役目だと私は思います。
おわりに
正直なところ、仕事うんぬんの前に挨拶やらきちんとした言葉遣いができない人が増えてるのかなと感じます。
いや、私の後輩だけなのかもしれませんが。
そんな挨拶ができてないとか、しょーもないことで指導したくないわけですよね。もっと積極的に取り組んで、わからないことあったらどんどん聞いてきて欲しいのです。
いや、私の勝手な思いですが。
そして、後輩だけに一方的に思いをぶつけるのではなく、
"できる・使える"先輩になれるよう、私も頑張ります、よ!
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